グーグルアドセンスである程度収益が上がってくると、
「ページ単位の広告を貼りませんか?」という案内が表示されるようになります。
さて、この広告はいったいどういうものか、また、取り入れたほうがいいのか?
使ってみて、しばらくたったので、その感想を書きます。
ネアドア見出し
ページ単位の広告とは
ページ単位の広告はモバイルのみで表示される広告です。
私の特化型ブログは、アクセスの8割がモバイルなので、とても関係があります。
これには2種類あります。
アンカー広告の特徴
アンカー広告と呼ばれる、スマホなどの画面の1番下に表示される広告。
たまに、ブログを見ているとしかたニョキッっと広告が現れてくるあれです。
たまに、透明だったり、いつまでもついてくる広告があってイライラすることがありますが、グーグルアドセンスのアンカー広告は、はっきり広告と分かりますし、「誤クリック」を誘発するようなものではありません。
また、広告を消したいときは飛び出たアンカー広告を押し込むとすぐに消え、一度消せば再び現れることもありません。
そのため、読者にストレスを与えることも殆どないのではと思います。
モバイル全面広告の特徴
こちらはページからページへうつるときにいきなり、広告がモバイルの画面いっぱいに表示されるものです。
はじめてみるとびっくりしますが、スキップボタンが分かりやすい場所にあるので、さほど不快に感じるものでもありません。
また、この広告は、頻繁に表示されるわけではなく、よりマッチするものがあったときだけ表示されます。
そして、この広告はいつも表示されている広告と比べて、「クリック単価が高い」です。
導入してみた結果
広告が増えることで「うざい」と感じる読者が増えるのではないか・・離脱率が高まるのでは?と不安でしたが、とりあえず、導入してみました。
その結果分かったことがあります。
私は数個サイトを運営しています。そのうちメインとなっているのが2つ。
1つは1記事の文字数が平均3000~6000文字のサイト。
もう一つは1記事1500文字程度のサイトです。
両方に入れてみたのですが、長文サイトはクリック単価が上がり、クリック率も上昇しました。
入れる前はクリック率、平均1.2程度だったのですが、→初心者でもクリック率が1%は確実に越える広告の貼り方
これを導入してからは1ヶ月の平均1.4%→1.5%→1、7%と上がっています。(日々の変動はもちろんありますが・・・)
アクセスも変化無し(上昇を続けています)
もともと、長文の記事はアドセンスを貼る間隔もかなりあいてしまい、広告を目にする機会が減ってしまうのが悩みでした。
中身を濃く書くと長くなるのですが、いくら長くなってもアドセンスの広告ユニットを貼ってもいいのは3つまでです。(リンクユニットは私は使用していません)
ところが、ページ単位の広告はこの3つのカウントに入らないので、違反せず広告を増やせることになります。
長文だとアドセンスを貼っていても、広告がうざいという間隔にはなりません。
むしろ・・・広告あったの?くらいな感じです。
そういう状態の中で貼ったことで、クリック率が上がったのだと感じました。
逆に・・・1500字程度のサイトは・・・・クリック率が下がりました・・・。しかも離脱率も増えました。
おそらく「うざい」と思われたのかと思います。
私がそうだから感じるのかも知れませんが、短い記事の中に何個も広告が表示されるとうんざりして、その記事を読むのをやめることがあります。
イライラするのですよね。
そのため、短文サイトにはページ単位の広告を貼るのはやめました。
自分の体験から、ページ単位の広告は長文記事の多いサイトには最適だと感じます。
まあ、初心者がアフィリエイトできないと思うのは失敗が怖いから、の記事で書いたように「すべてはテスト」という感覚でとりあえず導入してみることをおすすめします。
そして1ヶ月なり、2ヶ月なり、様子を見て、収益アップに効果がありそうなら継続、逆に悪化するならはずす・・という風に臨機応変にやっていくのが良いです。
私が運営しているサイトではこのような結果でしたが、ジャンルが違えばまた結果も違いますからね。
ページ単位の広告の貼り方
広告の設定のページ単位の広告をクリック。
下のほうにあるコードを取得をクリックして表示させます。
現れたコードをいつものようにコピペします。
貼る場所は<head> </head>の間です。
賢威の場合
使っているテーマ賢威なら、テーマの編集からheader.phpに入り、そこの、<head>の後に入れます。
スティンガー7の場合
こちらもテーマの編集からheader.phpに入り、
<head prefix=”og: http://ogp.me/ns# fb: http://ogp.me/ns/fb# article: http://ogp.me/ns/article#”>
の後に入れます。
シーサーブログのheadタグの場所
シーサーブログの場合、左側のデザイン→HTML→使っているテンプレートをクリックすると<head>タグのあるソースコードが表示されます。
こんな感じで、どのテーマでも<head>の後に入れれば大丈夫です!
文字を探すとき
おまけ・・・。長いソースコードの中、探したい文字を目で追うのは大変です。
そんな時、便利なのが、Ctrl+Fをおすこと。
そうするとこんな検索窓が現れるので探したい文字を打ち込んでエンターすると色がついて表示されます。
この検索機能はどこででも使えるのでとっても便利です!
私ははじめて知ったときはびっくりしました。
パソコンの仕事をしている方には常識かもしれませんが、私は知らなかったので、誰か教えてよ、と思いましたよ~。
知らなかった方はやってみてくださいね。