これからアフィリエイトをしようと考えているあなた、もしかしたら昔、開設したブログを再利用しようとしているかもしれません。
過去ブログの再利用は良いのか悪いのか。
結論から言うと、よろしくないです。
その理由を私の体験から書いて見ます。
過去サイトのアクセス数
過去に作っていたブログのアクセス数はどうでしょうか。
ある程度、月間1万PVくらいあるならそれをそのまま利用しても良いです。
でも、月間1000PVもないようなブログの場合、それを今から記事入れして伸ばしていくのは、新しいドメインを取るより時間がかかる可能性が高いです。
というのも、グーグルは新規サイトを見つけて一定期間、どれくらいのアクセスがあるのか、滞在時間があるのか、見ています。
滞在時間が伸び、被リンクが増え、PVが増えることで「このサイトは価値がある」と判断している側面があります。
一定期間伸び続けると、さらにある時期を境にぐんとアクセスは伸びます。
過去記事の検索順位が一気に上がったりしますね。
そのことを「ドメインパワーが上がる」といいます。
ところが、一定期間に、記事の更新もなく、滞在時間も殆どないと「価値のないコンテンツ」と判断され、ドメインパワーがなかなか上がらないのです。
過去の放置サイトを作り変えても、いったん「価値のないサイト」と判断されているため、ゼロというより、むしろマイナスからのスタートとなります。
今回、私の師匠のヒデアキさんのサイトに感想を書かせていただいたのですが、その中で、はじめに作ったサイトがうまく軌道にのらなかったというのがあります。
その原因は、過去に作って放置していたサイトをアドセンスブログにしたせいかなと感じています。
「中古ドメイン」といって、古いドメインが重宝されるくらいなので、まさかこんなことが原因とは思わなかったのですが、それ以外は考えられません。
ドメインも「質」が大事なんですね。
真実はグーグルのみぞ知るですが・・・。
過去サイトとアフィリエイトジャンルがずれる
過去に作っていた自分のブログのジャンルと、これから作りたいアフィリエイトブログのジャンルがずれていても順位は上がりにくいです。
たとえば、過去はダイエットの記事ばかり書いていたのに、いきなり、保険の話ばかりになったとします。
グーグルから見ると「不自然」ですよね。
グーグルはとにかく「不自然な行為」を、嫌います。
また、ジャンルを変えるからと、サイトタイトルを変え、過去記事を全削除してやり直したとします。
やっぱり不自然です。また、もらっている被リンクが現在のジャンルと全く違うところからきていたら、それも不自然にうつります。
ただ、私は過去ブログとアフィリエイトブログのジャンルはさほど違っていません。少しのズレはあるものの、近いジャンルです。
そう考えると、過去に適当に作って放置していたサイトをアフィリエイト用に作り変えるのはデメリットしか浮かびません。
放置ブログをバックリンクとして使うのはどうか
放置ブログの活用方法として、いわゆる「サテライトサイト」、自分が上げたいサイトへリンクをはる「バックリンク」という利用も考えられます。
ただ、最近のグーグルはかなり厳しくなっていて、下手すると、「一個の自演リンク」が原因でサイトが圏外に飛ばされることさえあります。
放置ブログが十分なアクセスがあって、記事30~50あり、さらにたまに更新をするならばリンクを貼っても大丈夫です。
グーグルは「リンクの質」も重要視しています。
価値のないサイトからのリンクはメリットどころかデメリットになることもありますので要注意。
サテライトサイトを作らなくても、コツコツ記事を書いていれば、自然と被リンクは増えてきます。
また、被リンクがなくても、ライバルチェックをしっかりしていれば、上位表示できるので検索流入は起こってきます。